(教育庁) | D研修生は昨年の4月から指導改善研修を受講しております。今年8月の審議会までの状況をまず簡単に説明させていただきます。 |
| 研修生は昨年、2学期は、自身が希望したら単元の授業演習をし、一定の改善を見ることができましたが、3学期は、こちらが指定する単元の教科指導に私語や居眠りといった生徒対応の指導を加えたところ改善が見られなくなり、4月以降の研修延長の承認をいただきました。4月以降はスモールステップによる授業演習をすることにより改善の見極めを行い、状況次第では他職検討や分限免職にすることも含め研修を進めたところ、6月中旬以降、改善が見え始めました。 |
| 具体的には、予定した授業範囲まで終えることができるようになり、生徒とのやり取りや生徒対応もできるようになってきました。6月下旬に行いました■■高校での所外研修においても、日によって授業の出来にムラはありましたが、生徒の視点に立ったいい授業をする日もありました。 |
| では、9月以降の状況について説明いたします。授業演習は1学期同様、授業指導(1回目)→授業演習(1回目)→授業指導(2回目)→授業演習(2回目)を1つのクールとして計画的に実施しました。また、初任者研修で使用する手引を用いて「授業づくり」を中心に課題を与え、指導を行うとともに、今年度の「府立学校に対する指示事項」の取組の重点について要点をまとめることや生徒事例対応演習を行い、生徒対応や保護者対応等の方法について計画的に指導を行いました。研修の状況ですが、授業演習では、授業開始時に本時の目標や到達イメージを生徒に伝えることができ、生徒とのやりとりをしながら本時のまとめまで行い、時間内に授業を終えることが多くなりました。これは、授業中の状況に応じて、内容と時間を調整することができるようになったことが要因と思います。そして、机間指導などをして、生徒の状況を把握しながら、授業を進めることが徐々にできるようになりました。「初任者研修の手引き」を使っての指導では、教師という仕事の多様さや、組織的・協働的な在り方について理解を深めることができました。学校というチームで生徒を育てていくことについての大切さや報告・連絡・相談の必要性を意識するようになっています。府立学校に対する指示事項の取り組みの重点をまとめさせることで、府立学校で今何が求められているのかを理解させ、指導員が解説を行いました。生徒事例対応演習では、9月より、毎月1週間を事例対応ばかりに集中して研修を行いました。例えば「担任をしている複数の生徒から財布やスマートフォン等を盗られたと訴えがあった。担任としてクラスにどのような話をし、どう対応するのか」といった学校現場で起こりうる事例をとりあげ、対応を考えさせました。研修生は、初めは課題の設定にこだわり、課題に取り組むまでにかなりの時間を要し、ケースに応じて臨機に対応することは難しい状況でした。 |
| 次に11月〜12月の状況について説明します。 |
| 授業演習ですが、これまで同じ範囲の授業を2回行うことを1クールとしていましたが、授業範囲を1回ごとに変え、より現場に近い形の演習にシフトし、計画的に実施していきました。生徒事例対応演習についても、引き続き、生徒対応や保護者対応の方法等について計画的に行いました。また11月下旬には所属校である■■高校で所外研修を行い、生徒を前にしての座学と実習の授業や、遅刻生徒の対応や昼休みの巡回等といった生活指導に係る生徒対応について実地で研修しました。研修の状況についてですが、授業演習では時間内に授業を終えることが多くなり、机間指導等で生徒の状況を把握しながら、授業を進めることができるようになりました。生徒事例対応演習では、引き続き1週間集中して事例対応に取り組ませました。指導員がケースに応じてどのように対応すべきか順序だてて指導をしていく中で、研修生は、事案に応じて保護者への連絡、管理職や学年主任に相談するなどケースに応じた対応を考えることができるようになりました。■■高校の所外研修においては、生徒とやり取りしながら授業を進めることができていました。また、服装の乱れている生徒に対して、一緒に巡回していた先生と一緒に声をかけ、一人ひとりの生徒に丁寧に対応しようとする姿勢も見られました。生徒への指示や説明についても6月に実施した所外研修と比べて生徒にわかりやすく説明しようとする意識がみられ、改善がみられています。 |
| 研修生が提出した意見書をご覧ください、例えば意見書の最初にある生徒理解についての2行目中ほどのところから「生徒の理解度を確認したり、生徒の心理状態を見とる重要性について、学びました」や指導方法についても2行目中ほど「生徒の活動が主体になるように時間配分を考えて授業構成を考えるようになったと思います」と書いているように、研修生自身、改善しているという手ごたえが感じられていることがわかります。 |
| 今後の対応についてですが、D研修生は6月以降改善がみられるようになってきました。2学期においても、1学期に比べ、授業スキルが向上し、生徒対応も丁寧に指導することでできるようになってきています。生徒事例対応においても、当初課題設定にこだわり研修が進まない場面もありましたが、事案を整理しながら丁寧に指導をすることで、対応方法を理解するようになっています。教育庁としましては、法定の上限である来年3月まで研修を延長し、授業演習と生徒事例対応演習を引き続き並行して行うことにより、さらなる改善をさせたうえで、学校に復帰させたいと考えています。3学期の研修計画につきましては、研修計画書の真ん中の表をご覧ください。研修目標は、授業における自身の現状を理解させ、自身で改善方法を考えていくこと、また生徒事例対応においても自己の課題を自覚し、自身でその改善方策と、どのように実践していくのかを考えていくこととしています。研修内容につきましては、授業演習を週2〜3回のペースで毎回授業範囲を変えながら行わせるとともに、生徒事例演習においては様々な事例を通じて生徒、保護者、同僚など相手の視点に立った物事の理解の必要性と、現場復帰を見すえそのような観点から実践できる力をつけるよう指導することを考えています。そして管理主事による定期的な面談と、月一回の検討会において改善状況の確認を行っていくことにしています。 |
| 委員の皆様からは、3学期研修を進めるにあたり、専門的な立場から、ご助言等いただけ |
| ればと存じます。 |
| 以上です。よろしくお願いします。 |
(委員) | ただいま、9月から12月31日までの研修の内容、それから状況、実習に伺った学校での様子も説明いただきました。提案としましては、令和2年3月31日までの指導改善研修を実施するということで、その研修計画についてあげていただいております。委員の皆様方、ご質問ご意見等ございましたらよろしくお願いいたします。 |
(委員) | 意見書が出ているのですけれども、そこで書いてある項目、例えば生徒の理解についてとか、指導方法についてとか、何項目かありますけど、これを与えて、それについて書きなさいなのか、あるいは本人からこれについて書いてきたのか、そのあたりについて、ご説明いただければと思います。 |
(教育庁) | この意見書は「記」と書いているところまではひな型になっていますが、「記」より以下は本人には白紙で渡しています。本人自身が研修で学んだことを「記」より下のところに、自分の言葉で書いてきているということです。 |
(委員) | ありがとうございました。もう一点よろしいでしょうか。 |
(委員) | お願いいたします。 |
(委員) | 3月末まで研修を延長するということは、まだ改善の余地があるということでしょうが、それは研修計画書に書いてある内容ということで判断してよろしいのでしょうか。 |
(教育庁) | はい、研修計画もそうですが、Dさんは指導すると言い訳をすることが結構ありました。もちろん、その言い訳というのは暴言とか食ってかかるというわけではないのですが、自分の思いをわあーと言われます。そうなったとき、同僚の先生と一緒に仕事をしていくのは非常にしんどいというふうに感じています。謙虚になって、仕事を進めていくという面においても、まだ研修の余地、改善の余地があると考えており、その点も含めて、3学期に研修していきたいと思っています。 |
(委員) | ありがとうございます。1月からの研修に向けまして、改善の余地ということで、ご質問確認いただきました。他の委員の皆様方、いかがでしょうか。 |
| お願いいたします。 |
(委員) | 大変、この方の特徴に合わせてと申しますか、この方の効果が出るような形で研修をなさっておられるなというふうに思いました。ただ、この方が、意見書にも書いておられる通り、生徒の視点に立って物事を考えるというところにおいても、まだ「70%ぐらいは予想した考 |
| えが生徒から返ってきたと思う」ということで、後の2、3割は予想外で戸惑ってしまうというようなところも明確に自覚をなさっているようです。したがって今後もいろんなパターンに対しての研修を続けられるということは意味のあることだというふうに思います。ただ、その3割が0にはならないと思いますので、前回のときも申しましたが、現場に戻られるということを前提にお考えになっているのであれば、この3ヶ月に、現場の方にどのように申し送られるのか、どのように指導やサポート体制を繋げられるのかというようなことも含めて、3月まで延長を考えられているのか、それとも3月までの到達度を見てお考えになるのか、今の時点ではどのように考えられておられますのでしょうか。 |
(教育庁) | 確かにD研修生はここに書いておりますように、7割ぐらいは予想していたが、残り3割は予想外の返答を受けたということです。予想外のことが起こったときにはちょっとパニックといいますか、かたまってしまうところがあります。今のお話しですけれども、現在は現場復帰を4月からさせようと考えています。この方は、なかなか相手の立場になって理解することが非常に苦手な方です。この方がそういう特性を持っている方であるということをこの人が行く学校の所属長にはきちんと伝えていく。例えばパソコンを使って作業するとかは得意ですが人と関わることが苦手なので、分掌等でも彼の得意とする能力が発揮できるようなところに配属してもらうということも思っております。あとは報告・連絡・相談を細かくするよう、本人にも所属長にも伝えていきたいと考えています。 |
(委員) | よろしいでしょうか。4月からの復帰に向けてということで、前回のときにもご意見いただいていましたが、研修とあわせまして、学校復帰に向けたサポート体制等のこともご質問いただけたかと思います。他の委員の皆様さま、今のことに関してでも結構です、他の視点からでも結構ですので、いかがでしょうか。 |
| はい、お願いいたします。 |
(委員) | 現在のところ4月から復帰を考えているということで、研修の成長度合いなどを見た上で、求めているレベルまで、4月までには達するという予定で考えられているのかと思います。けれども、現場復帰されると授業だけでなくいろんな生徒対応が出てくると思いますので、生徒の授業以外のところでの生徒とのやりとりの中で、例えばいじめなどの報告が上がってきて、それを上手く処理できるのかという問題は、結構、子どもたちにとっては大変な話になってくるかと思います。そういった重要課題での対応について、この方が直接その対応できるレベルまでになれるのかどうか、そもそもこの研修制度に乗っかって、そこまで含めて改善するところが求められているのかどうかは、また別かもしれないですけれども、少なくとも自分の手に負えないような問題については、きちっと上に上げるとか、周りに相談するとか、という対応をとるということを、本人の中で、基本的な考え方となるようなこと、今、報告・連絡・相談というお話しがありましたけれども、授業以外のことについても報告・連絡・相談ができそうな感じではあるのかについて、どういった雰囲気でありますでしょうか。 |
(教育庁) | 今、先生がおっしゃったお話しですけれども、実は同じようなことを臨床心理士さんからも助言をいただいております。本人はなかなか相手の気持ちを読みとることについては苦手で、難しいところがあるのですが、一つ一つのケースに応じた具体的な対応方法を指示すると、理解でき、業務を進めることができる方です。したがって、絶対に自分ひとりでは抱え込まず、必ず報告・連絡・相談をしっかりさせるということがこの方には必要で、自分だけでは判断せずに、周りの教員からきっちり指示を受けながら仕事をしていくことが必要です、という助言をいただいております。ですからその点については本人にも今後しっかりと言い含め、もちろん現場に帰ってからも我々は定期的に本人の様子を見に行こうと思っていますので、その時に繰り返し、繰り返し、同じことを伝えていくということをしたいと考えています。 |
(委員) | ありがとうございます。個人の研修内容とあわせまして、学校復帰のことについて、3月までの視点をいただけたかと思います。委員の皆様、いかがですか。 |
(委員) | 当初に比べたら格段の変化で、ある意味、安心した部分はあります。ただ、現場に戻ったときの生徒たちの対応っていうのは、本当に何度も申しますが、いろんな生徒がいますし、本当にケースがその都度その都度に違うので、それぞれに対応していくことに多分苦労されていくと思います。さっき言われましたように、自分では抱え込まずに、やはり周りの教員の対応が必要になってくると思います。私は学校支援にずっと行っているのですが、いじめなんかは一番どこの学校でも見えないところでたくさんあります。そのような中で、最近不登校も増えてきていますし、先生の対応がやはり子どもにとって、すごく必要になってきています。そのあたりで、やはり1人で抱え込んで勝手な対応とかをされると、子どもにとっては良い結果にはならないので、そうした対応がうまくできるように、学校全体で考えて行っていただけたらと思います。 |
(委員) | ありがとうございます。授業の方の研修成果、復帰のことと合わせまして、生徒対応等についての研修内容、また学校サポート体制も含めてのご意見をいただけたかと思います。 |
(委員) | 私は途中から委員になったのですが、前回に比べて、2学期の間、先生方がすごく苦労されて研修計画を立てられ、この研修生に合う方法を模索されてきた結果があるのかな、というふうに思っています。もちろん研修の途中だとは思っていますが、これから3ヶ月、3学期の目標としてという中で、「言い訳をしてしまうところがあるので」と先ほど、おっしゃっていましたが、言い訳をしてしまうということにD先生ご自身は気づいているのでしょうか。どんなタイミングで、どんなときに言い訳をしてしまうのかとか、きちんと対応できないとか。この方はおそらく他者の気持を考えるのは難しいけれども、自分の気持ちのモニターというか、自分が焦っているだとか、今言い訳をしてしまったとか、そういったことにどこまで気づけているのかなっというのが、ちょっとわかりません。9月の事例対応演習でのこだわりというのは、D先生は自分でこだわっているということをどれぐらいわかっているので |
| しょうか。こういうところに引っかかるのが今後の課題ということであれば、自分が今引っかかっていて、先ほどはどうして引っかかってしまったのだろうか、想定外のことが起こって引っかかり、不安が高まって、怒りみたいな形になるということだと思うのですが、ご自身がその自分のメカニズムというか、起きてしまうことに対して目を向けられるようになっていくというのも、生徒であるとか、同僚の先生方との関係を保つために必要かなというように思ったので、D先生がどのように感じられているのか、教えていただければと思います。 |
(教育庁) | 本人が言い訳をすることに、自分で気づいているかどうかというお話あったかと思うのですが、そこはよくわからないところがあります。ただ自分の中で何か想定している答えというか、場面がありまして、それから逸脱したことがおこると瞬間的にいろいろ言い訳を言ってくるところがあるように感じています。 |
| この方は年齢も48歳ということで学校現場に戻ると中堅からベテランの教員の中に入ってきますので、そういうなかでそういったことを言ってしまうと、周りの教員は、この人は威張っているというような印象を与えてしまうのではないかということを考えています。本人はあまり意識せずにバーッと自分の考えを言うところがありますが、自分の態度を自分で振り返り、謙虚に人に当たりなさいということを繰り返し、繰り返し言っていく必要があると思っています。「ありがとう」という言葉も素直に言えるようにしたい、丁寧に言っていくとDさんは理解することができますので、そのことは学校に戻ってからも、しっかり我々が面談等に繰り返し行って、「とにかく謙虚にしなさい」ということを言い続けていきたいと思っています。 |
(委員) | よろしいでしょうか。 |
| 研修生の課題の設定にこだわるというところから、研修していただきまして、1月から3月の間に本人自身の資質向上に向けて、自分自身の自覚をもっていろいろ向上に努めていくという点についても、研修の中で課題として3ヶ月取り組んでいただけたらということをご意見いただけたのかなと思います。重ねてでも結構ですが、1月以降の研修も含めまして、いかがでしょうか。 |
(委員) | 3月末までの延長という形になるのですが、復帰させることを前提にということですが、復帰したときに、行った学校に受け入れ体制がなければ、これまでの2年間の研修が本当に無駄になってしまいます。受け入れる学校、基本は現任校かと思いますが、場合によっては違う学校になるかもわかりませんが、それを理解されているような環境作りをいただきたいと思いますし、2年間が無駄ではないようにお願いしたいと思っております。 |
(委員) | その他のところで何かございますでしょうか。ご意見ご質問いただいたのですけど。 |
(教育庁) | 委員がおっしゃったところは私どもも意識するところでございます。 |
| この方の受け入れ体制、サポート体制を学校にもお願いしていくことになると思います。 |
(委員) | この間も実地の研修ということで、現任校にも行っていただいておりますので、その機会も含めまして、この間の研修の成果、現場に戻って活かせるようにということで、視点をもっていただけたらと思います。他の点につきましては、よろしいでしょうか、どうでしょうか。 |
(委員) | 細かいところの質問になってしまって申し訳ないのですが、他の委員のお話にあったように、実地での研修ってすごく重要というか、大きいと思います。2学期には授業もされたのですが、生徒指導の巡回を他の先生と一緒にしたということがあって、私は個人的にはなるほどと思っているのですが、そこから先生はどんなことを学ぶことができたのか、例えば人の姿を見て、言葉よりも、そういう場でどう対応をしているのか、どういう姿勢で関わっているのかということを見ることで、この方はもしかしたら吸収しやすい方かもしれない、気づくことができる方かもしれないということなのですが、この先生のこういう対応が良かったと思うとか、こういうときにはこうしたらいいと思うとか、そういう気づきを得られたということは何かあるのでしょうか。 |
(教育庁) | Dさんの所外研修ときの生徒対応の場面に私は一緒にいましたので、実際に見ていました。向こうの先生とDさんが2人ひと組になって、昼休みに校内巡回をしていました。そのときに、1人か2人の生徒が外に行こうとしたのですね。ちょっと変な動きをしているということで、相方の先生が気づかれて、ちょっと見に行こうということで、D先生も一緒にその生徒のところに行きました。そこで事情を聞いたところ、別に外に行くつもりはなかったらしいのですけれども、紛らわしい行動はしないようにというようなことを注意していました。その後、服装の乱れた生徒がいましたので、相方の先生と一緒にそばに行き、指導は相方の先生がしているわけですが、Dさんもそれを見ていて、一言二言喋っていました。あともう一つ気づいたのは、校内巡回しているときに、相方の先生が廊下に落ちているゴミを拾っておられるのです。それを見て、D先生も自ら落ちているゴミを拾っていくということをしていましたので、今、委員がおっしゃってくださったように、人がしていることを見て学んでいくことが、この人には合っているのかなと感じました。 |
(委員) | ありがとうございます。報告にありましたが、生徒事例演習も工夫して取り組んでいただいて、丁寧にいろんな事例に取り組んでいただいていることが、今の話にも繋がっているかと思います。1月から3月の研修につきましても、そのあたりのところも計画の方に入れておいていただいておりまして、実地の研修開催はなかなか難しいんですが、事例ということは具体的なケースということですので、そのあたりのところはまた繋がっていくのかなと思います。どうぞお願いいたします。 |
(委員) | 今、教育現場には結構若い先生が増えてきているじゃないですか。今は教育委員会として |
| 丁寧に寄り添って対応してくださっているので、その都度その都度、対応していただいているのですけども、現場に戻られたときに、その現場の先生方にはそんなに丁寧には対応していただけないと思うのです。特に若い先生が増えてきているというあたりも含めて、もう少し研修の方もしていっていただけたらなと思います。 |
(委員) | ありがとうございます。今のあたり、何かございましたら。 |
(教育庁) | ありがとうございます。おっしゃる通りかと思います。この方は年齢的にもベテランの先生に入るわけですから、現場に行ったら自分が上ですので、なかなか1人では難しいところもあるので、とにかく報告・連絡・相談を首席や自分の上の方に対してしっかりやるようにということ理解させ、とにかくわからないときは自分から聞きに行きなさいということも指導していきたいと思います。 |
(委員) | ありがとうございます。4月以降の復帰のときに向けまして、シミュレーション的に現在研修を受けておりますが、現場に戻ったときに、どのような動きや対応をしたらいいかということについては、研修成果に活かしていくということで、1月から3月の研修の中で取り組んでいただけることと思いますが、そういう指摘であったと思います。 |
| いろいろとご意見いただきましてありがとうございます。委員の皆様、よろしいでしょうか。いろいろ質疑をしていただきまして、第一号議案につきましては、事務局の方から提案いただきました通り、令和2年3月31日まで指導改善研修を延長するということで、審議会としまして、了承させていただいてよろしいでしょうか。 |