令和元年度 第1回「大阪府教員の資質向上審議会」議事録
令和元年8月22日(木)開催

1 議事

●第1号議案 (大阪府立■■高等学校 D教諭)

(教育庁) D教諭のこれまでの研修状況についてご報告、ご説明申し上げます。
D研修生は、昨年の4月から指導改善研修を受講しております。昨年度の状況ですが、8月以降、工業の専門分野の授業演習を月2回のペースで行っていきました。このときの授業演習は研修生が希望した単元の教科指導をしましたので、授業としては一定の改善が見ることができました。一方で、授業演習当日のプリント印刷等について授業演習終了後2日間にわたって指導員に不満を語り、当日の優先事項の判断の甘さや臨機応変さの欠如が原因であったにもかかわらず、当日の担当指導員の責任であるかのような発言もありました。これについては指導員が説諭し、本人が納得し、謝罪するといったようなことになっております。今年1月以降はこちらが指定する単元の教科指導に私語や居眠りといった生徒対応の指導を加えた次のステップに入ったところ、改善が見られなくなり、予定した授業範囲も完了しなくなりました。指導員が繰り返し模範実演をして指導を行い、研修生も改善しなければならないことは理解するものの、改善するには至りませんでした。
このような状況を踏まえ、今年3月の審議会では生徒対応ができずに授業が成立しないということから、学校現場への復帰は難しいとの報告をさせていただき、本年度の4月から8月までは、より細かなスモールステップによる授業演習を実施し、教員としての可否についての判断材料の積み重ねを行い、改善が見られないところがたくさんあれば他職検討や分限免職も視野に入れた方向にシフトしていく、その見極めを1学期に行い、8月の審議会に諮るということを報告させていただき、指導改善研修の延長を了承いただきました。
そしてこのときの議論に基づき、4月以降研修を行ってまいりました。授業演習は、4月は週1回、5月以降は週2回実施いたしました。授業指導1回目、授業演習の1回目、授業指導2回目、授業演習2回目、これを一つのクールとして計画的に実施していきました。つまり同じ授業を2回するというようなサイクルを作っているわけでございます。
授業指導については管理主事が中心となって直接指導を行いました。授業演習では、4月は生徒事例対応なしで1年生が学習する科目を、5月から6月は生徒事例対応含み、2、3年生の機械系で学習する科目を実施いたしました。また授業演習とは別に、府教育センターの指導主事を講師に、生徒指導対応や学習指導対応、いわゆる授業づくりですけれども、そういったことに関して、生徒の視点に立った対応や学習指導の方法等についての講義と初任者研修の手引きを活用した面談指導を行いました。
さらに6月20日の木曜日から6月26日水曜までの間、所属校である■■高校で所外研修を実施し、実際に生徒の前で授業を行うことをいたしました。
では、研修の状況について説明いたします。4月中旬までは3月まで行っていた授業演習を再度行い、例えば、寝ている生徒や他の生徒と雑談するといった生徒への対応がない形で授業を行い
ましたが、生徒に何を説明すればよいかということをうまく整理ができず、授業時間内に予定した授業範囲を終了することができませんでした。5月の授業演習は先ほど申し上げたような生徒対応も含めた研修を行いました。授業演習での反省点などを踏まえた指導を行いましたが、ほとんどの授業で、授業範囲を終えることができませんでした。また、生徒のやりとりや生徒対応についてはしようとする意識は見られますが、できているとまでは言えないものでした。
そのような状況であったため、5月31日にD研修生に警告書を発しました。本人は警告書に書かれている内容については理解していました。なお、これに対する本人からの弁明は出ておりません。
次に、6月の状況です。
6月も生徒への対応を含む2、3年生の機械系で行う授業演習を行いました。6月中旬以降は、予定した授業範囲までを終えることができるようになり、生徒とのやりとりも生徒対応もできるようになってきました。
また警告書が効いたのか、6月以降は授業指導や管理主事面談で授業をどのようにしたら改善することができるのか、ということを自分の意見も交えながら質問することが多くなり、改善に向けて積極的に取り組もうとする姿勢が見られるようになりました。しかし、劇的な改善までには至っていません。
次に、■■高校における所外研修の様子についてお伝えいたします。1日目に1年生に対して行った工業数理基礎の授業は時間内に予定した範囲を終えるだけでなく、生徒の発言を促し、生徒の視点に立った授業で、研修期間中で最も良い授業を行うことができました。しかし2日目以降は2年生の機械工作1、演習Aなど、座学や実習の授業でしたが、研修生は自身の持っている知識を説明するものの、専門用語を用い、生徒が理解できるような説明をしていないところもあり、生徒の視点に立ち、生徒が興味関心を持つような授業という点では、まだ不十分であると言わざるを得ませんでした。研修生自身も授業の改善はきちんとできていないという認識をしています。
研修態度はまじめで、こちら側の指導に対して反発することはなく、授業を改善しないといけないという意識を持っており、それに向けて努力はしています。
これまで述べてきた通り、研修生は4月以降、スモールステップの研修を行ってきたことで、6月になって改善が見られてきました。これまでと違い、研修生は授業スキルが向上し、生徒理解もできるようになってきています。また、学校現場に戻って生徒がいる中で仕事がしたいということも言っています。所外研修の授業はよかった日とよくなかった日がありますが、現時点で他職検討や分限免職のレベルまでには至っていないと判断し、教育庁としましては、D研修生を来年4月1日までの間に学校復帰することを目標として研修を続けようと考えています。
今後の対応につきましては、この1学期の間で授業の改善は一定見られたことから、2学期以降は授業演習に加え、保護者対応や生徒対応の事例演習など学校現場で起こることを想定した、より実践的な研修いわゆる場面指導も行っていきます。このような場面指導の研修を行うために、まずは12月まで研修期間を延長することを原案として諮問させていただきます。
12月の審議会で場面指導を含めた今後の研修状況をお伝えし、1月現場復帰か年度末まで研修を延長し4月にした方がいいのかのご判断をいただきたいと思います。
今後研修を進めるにあたり、専門的な立場からご助言等いただければと存じます。
なお、研修の始期と終期にあたり審議会を開催するときは、研修生本人から現在の思いなどを記した意見書の提出を求めるのですが、今回、D研修生は意見書を出さないと言っておりましたので、本人の意見書は資料にはございません。
以上です。どうぞよろしくお願いいたします。
(委員) ありがとうございました。
研修延長、前回の会議を受けまして、平成31年4月1日から8月31日までの研修について詳しくご報告、今後の方針についてもご提案をいただきました。
それぞれの委員の皆様方で4月以降の計画も含めまして、質問ご意見を頂戴いたしたいと思います。よろしくお願いいたします。
(委員) 最後の方に12月31日までの指導改善研修を行うという案を出されているかと思うのですが、所外実習で現任校にも行かれて研修を受けた中で、課題あるいは改善された両面があるということですが、こういう延長の原案を出されるということは何らかの期日を持って現場へ返せるという見込みを持って案を出されているかどうかということをお伺いしたいと思います。
(教育庁) 今のご質問ですけれども、研修はこの1学期の間、生徒対応を交えての授業演習を行ってきました。それで生徒対応ができるようになり、複数のことを同時にできるようになってきております。今後もスモールステップの研修をし、その幅も徐々に広げていきながら、授業演習に加えて、生徒対応、保護者対応といった事例演習を行って現場復帰をめざすということで考えています。現時点では他職分限ということは考えておりません。
(委員) 今ご質問いただきまして、研修の中で現場復帰の見通しを持ってということでお伝えいただけたことと思います。
重ねてご意見がありましたらまたお願いいたします。
(委員) 5月31日に警告書を渡して非常に劇的ではないけれども改善されたということで所外研修の中で1時間きちっと授業ができたっていうことにはとても驚きを持っています。今まで1年間なかなか改善が進まなかったのに、警告書1枚で改善されたっていうのは、厳しく指導していき、目の前に学校を辞めないといけないということがわかったから本気になったっていうふうに捉えられているのか。何のきっかけでこんなふうに改善することができたのかっていうことと、5月31日にお渡しになった警告書はいつまでも有効なのですか、それともこの研修が延長されたらもう一度、警告書を出されるのか、そのあたりのところをお聞かせいただけますか。
(教育庁) 今、委員が仰ってましたけれども、警告書があったから彼が改善したと、そういう側面はあるかと思いますけれども、やはり彼が改善に向けて変わりだしたのは指導員の非常に粘り強い指導があったからだというように私たちは考えております。昨年1年間かけて、また今年も、とにかく
授業は生徒とのやりとりをしながら進めるのが大事であると、そういうことを繰り返し指導してきたことで、本人も生徒とやりとりをしていかないといけないという意識が出てきています。このあたりが、やはり大きいかと思います。
それから警告書については今回5月に出しましたけれども、これで彼自身の意識がだいぶん変わってきた。そういったこともありますので次の警告書は特に出すことは考えておりません。
警告書の有効期間についてですけれども、2回目の警告書を出せば、その2回目のものがおそらく有効になってくるとは思いますが、今回警告書を出しましたので、この警告書はこの指導改善研修中は有効であると考えております。
(委員) 授業での変化につきましては、スモールステップを含めた研修の積み重ねということで少しご説明いただきました。警告書については、延長します12月の研修までについても有効であるいうことで確認いただけたかと思います。
他の委員の皆様方、いかがでしょうか。
(委員) 非常に丁寧な指導の経過をありがとうございました。
この方は、コミュニケーションが上手くとれないとか、人の感情を理解することが難しいというようなことで臨床心理士さんの面接も行って研修も進めると言ってくださっています。そういうタイプの方に、具体的に問題点を提示して改善していくというスモールステップは非常に有効であったかと思います。そういう一定の改善を経た上で現職に戻られるというときになったときに、おそらく継続していろいろ起こってくる問題に相談に乗るというか、この方の困難、困り感に沿った対応は継続して必要なのではないかと思います。この研修期間を終えて、その後のフォロー体制などについては、研修中から少し考えておいていただいた方がいいのではないかと思ってみておりました。
(教育庁) 今の委員のご指摘ですけれども、私どもも全くその通りというふうに感じております。学校現場に復帰させる方針ということで今は考えておりますけれども、もちろん学校に戻ってもOJTをずっと続けていかなければならないわけです。けれども、そのOJTは学校に任せるだけではなくて、私たち教育庁としても定期的にD教諭の授業を観察しに行くということをし、指導助言を行う、そういうことはやっていくつもりでおります。学校に戻したから、それで終わりというわけではない、というふうには考えております。
(委員) 復帰後の繋がりにつきましてもう少しご説明をいただきました。
委員の皆様いかがでしょうか。
(委員) 私もずっと経過を伺ってきた中で、最初の1年間、ずっとやってきたのに全然変化がなかったのに、この4月からものすごい改善が見られたことがすごく不思議で仕方ない、っていうのが正直なところです。前回も申しましたように、事細かに一つずつ指導していかないとちょっと理解できない方なのかなっていうことで、スモールステップでの細かい指導されたことでこのような改
善が見られたということは、すごくよかったと思っております。
ただ、現場に戻ったときにはやはりいろんな生徒がいるので、その対応が本当にできるのかっていうのが心配なところで、これからの研修でやはりそういう実践に向けた研修が行われることを期待しております。現場に上手く戻るには、やはり委員がおっしゃったように、生徒指導っていうところは本当に現場の中で一番難しいところですので、周りの者が協力していかないとなかなか継続していけないのではないかというところが心配なところでありますので、その点もよろしくお願いいたします。
(委員) ありがとうございます。
今の点につきましてはよろしいでしょうか。
(教育庁) ありがとうございました。
学校現場では授業以外にもいろんな業務が当然ございます。分掌業務もあれば生徒対応、保護者対応、そういったことがございます。2学期以降、この研修生については授業演習と並行しながら、先ほど申し上げましたけれども、生徒対応や保護者対応のような事例演習を行って、生徒や保護者に対応する際の基本的な事柄をしっかり研修していきたいというふうに考えております。
(委員) ありがとうございました。
(委員) お話しさせていただきます。研修のマックス、上限が2年を超えない範囲というふうに伺っておりますので、現在、もう1年半が経っておりまして、現段階で警告書の影響かどうかわかりませんけれども改善に向かっているという中で、分限免職という選択肢はとられないという話ですが、客観的にみても合意できないという話にあるかなと思います。まだ半年残っておりますので、延長という話に落ち着くかと思うのですけれども、規定上、あと半年だけということになっておりますので、半年経ってしまいますと現場復帰するかまた他職分限という選択肢しかなくなってしまいますので、この半年間で決まるのだということを本人にしっかり自覚させていただいて、この半年、実力をしっかり出せるように、ということで引き続き研修していただけたらと思います。
(委員) ありがとうございます。
(教育庁) ありがとうございます。
D研修生に対しては、指導改善研修は2年までしかできないということやもちろん改善できなかった場合は分限免職になるということは折々に伝えておりますので、本人はその点は理解しております。残り半年になりましたわけですから、しっかり研修をやっていかなければいけないということで、自覚を促したいというふうに思います。
(委員) ありがとうございます。
いかがでしょうか。
(委員) 私も今までの委員の先生方の意見と重なるのですけれども、昨年度に比べて5月以降といいますか4月以降、かなり変わってきているっていうような印象がありました。それは警告書の影響もあるかとは思うのですけれども、一つはやはり研修の内容が文章で教えるとか、言葉で教えるではなくて、模範授業を見せるとか、ロールプレイをするっていうような行動レベルで研修していくということが、この研修生に合っていたのではないかなというような印象があります。すごく研修態度は以前から真面目であったというふうに伺っているのですが、不本意といいますか、言われているから来ているというような態度だったのが、警告書によってかもしれませんが、ご自身で質問されるという形でその研修に対して積極的に取り組むというか、受け方が変わってきているのではないかという感じがします。自分の問題を自分自身のこととして捉えるという態度がなければ本当の意味で改善をしないのではないかと思いますので、もしこういった態度が継続されるのであればとても大事なところかなというふうに思います。
一つお聞きしたいなと思うのが、■■高校での6月の研修1日目、今までの中で一番いい授業だったというふうにお話があったと思いますが、研修生の先生は、その良さはどんなところを工夫したから良かった、どこが頑張った、自分なりに工夫した点、意識したところだとか、ここはもう少し改善の余地があるのではないかとか、ご自身で授業について、どのように捉えているかということを知りたいなと思います。
やはり、自分で内省して、洞察してというのは少し難しいからお手伝いのいる方だとは思いますが、それが今後の変化の可能性に関わりますし、いい授業を体験しないと学校に戻って行ってもいい授業もできないと思いますので、どうしてうまくいったのか、ここがうまくまわったのではないかというようなことをきちんと意識していただくということも大切かなと思ったからです。お願いします。
(委員) 少しご質問をいただきましたが、そのあたりはいかがでしょうか。
(教育庁) 1日目の研修を実際に見学しました。そのときは校長先生や教頭先生も一緒に入っておりまして評価の方もさせていただきましたけれども、校長先生を含めて研修の成果がその授業については非常によく表れたなと思います。授業につきましては工業数理基礎といいまして、体積の授業をするところでございまして、L字型の立方体の体積を求めるのに、どこで切るかによって、計算の式が異なってくるのですが、その説明について、生徒を前に出させて説明をしながらやり取りをさせて、その生徒に対してD研修生は「非常にいい考え方よね」と、「みんなもどう思う」ということで「みんなもそうだって」いう話をしていました。その後に「他にもわかる人いる」ということで生徒が手を挙げましたので、その生徒を前に出させて、別の解き方について説明をさせていた。それについても生徒に説明を促して、それについてD研修生が解説を加えていたということで、生徒とのやりとりがこの研修に入るまでは全くなかったのですけども、所外研修1日目のなかで生徒とのやりとりが非常にスムーズにできたというところがございます。
その後、D研修生との面談をさせてもらいましたけれども、やはり生徒との関わりというのをやっていかなければいけないということでありました。実際の授業演習の中でも「生徒との関わ
りをちゃんとしなきゃいけないよ、あなたの課題はそこだ」ということを言っておりましたので、指導員からそういう指摘もしましたし、私の方からも同様の指摘をずっとしてきました。そういう指摘をしていく中で、本人も生徒とやり取りをしなければいけないというのが分かって、そういうふうにやってきたと言い、今後もそういうふうにやらなきゃいけないなという認識は持っておりました。そのときはそういう状況でした。
(委員) 今、意見を出していただいておりまして、現場での研修の折に授業のことを取り上げていただいたのと、やはり本人の自覚ということが今後復帰にあたっても、大切になってくるということで詳しいご質問ご説明をいただきました。
先ほど言っておりましたよい授業モデルっていうものを見ることとあわせて、少し自分が実際の模擬授業の中で良い授業ができたっていう体験がもとになって、報告の方にもございますが、積極的に授業の改善点について指導者の方からの提示ではなくて自分なりにこの点についてどう改善したらいいかっていう質問が見られるようになったということにも繋がっているかと思うのですが、そのあたりのところはいかがでしょうか。
(教育庁) 昨年度は次の段階のレベルを一気に高く設けたことによって改善がなかなか難しかったということでしたので、スモールステップを用いて指導していくというところで研修生は一定理解できるということが確認できました。それで臨床心理士とケース会議もしたりしているのですが、そこで言われていることは、やはりスモールステップでしたら改善ができるということ、具体的に指示をすると理解して業務をすることができるということです。報告、連絡、相談いわゆる「報連相」をしっかりやっていくということが大事ではないかというようなアドバイスもいただいておりますので、そのあたりのところは本人にもしっかり伝えていきたいというふうには思っています。
(委員) ありがとうございました
現場復帰に向けてということで、少し詳しく現在までの研修と今後のことに繋がるご意見ご説明がいただけたかと思います。
委員の皆様方で今後の研修につきましての方向性や内容、それから、現場復帰についてはやはり生徒たちとの直接の指導になっていくということで、その辺りに向けたことにつきましても委員さん方のご質問の中で現場復帰後のフォローとかそういうことについても少しご説明がいただけたかと思います。
各委員の皆様の方で重ねてのご質問ご意見はよろしいでしょうか。
(委員) 現場復帰する場合は■■高校に戻るかどうか、ちょっとこれは別な話になるかもわからないのですけども、(所外研修で)実際に生徒の前で授業をされて生徒からの反応というのはどういうふうに伝わってますでしょうか。受け入れた状況につきましてご説明をお願いしたいと思います。
(教育庁) 所外研修のときの生徒の反応ですけども、比較的真面目に話を聞いている感じの生徒ばかりでし
たので、基本的には生徒はきちっと話は聞いている状況です。研修最終日とかも実習とか見学しましたが、実習は人数が5人とか多くても10人程度で少ないですが、その場合であっても生徒に声をかけたりとか、雑談じゃないですけれど話をしたりとかしていまして、生徒も結構にこやかに話をしていたところもありましたので、生徒の反応からすると、理解できたかどうかっていうのは継続的でないのでわからないところがあるのですけれども、生徒の反応としてはそう悪くないという感じでした。また、生徒に私から直接「どうだったか」というふうに聞きましたが、「特に何もないです。よかったです」って話で終わっていましたので、特に反応が悪いとかそういうのは感じられなかったです。
(委員) ありがとうございます。
各委員の方からご意見をいただきまして、その審議をしていただきました。
今後の研修復帰に向けてということでもご意見いただきました。
それから、期間が限られているということも含めて本人の自覚を促し、指導においてもその点を踏まえてというご指摘もあわせまして、ご提案いただいております。
学校復帰を目標として、令和元年9月1日から12月31日までの指導改善研修を行っていただくということでよろしいでございましょうか。
(委員) 各委員のご要望ご意見を踏まえながら12月31日まで研修を延長することでよろしくお願いいたしたいと思います。審議会といたしましてはその方向で承認させていただくということでお願いいたします。

【結果】令和元年9月1日から令和元年12月31日まで指導改善研修を実施することを了承する。